企業の中長期的な成長や価値創造には、許容可能な範囲でリスクをとる(テイクする)ことによって収益化を狙う「攻めの姿勢」が必要であり、リスクテイク態勢を整備し、リスクを適切に取り扱うことが重要になります。本サーベイでは、リスクテイク態勢の整備は十分に進んでおらず、攻めのリスクマネジメントを意識した取り組みはいまだ広がっていないことが明らかになりました


GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)に関する サーベイ結果【2023年度】について三菱UFJリサーチ&コンサルティング

課題として、
1:価値創造のためのリスクテイクとリスクカルチャー醸成
2:DXによる業務の高度化
が挙げられていますが、DXによるリスクの見える化ができておらず、許容できるリスクの分析できる土壌がないのかなと感じました。大きい会社であればあるほど、GRCプラットフォームの構築は重要ですし、プラットフォーム構築に迅速に着手できる企業が生き残っていくのだと思います。